25日付けで離任する福井県警の丸山潤本部長が会見を開き、任期中の出来事などを振り返りました。
丸山潤県警本部長は東京都出身の50歳で、警察庁長官・官房参事官のサイバー情報担当などを歴任し、2023年8月に県警本部長に着任しました。
1年9カ月の任期中に特に力を入れて取り組んだこととして、北陸新幹線の県内開業に伴うイベントなどの警備や能登半島地震での活動を挙げました。
一方、県内に残された課題として、特殊詐欺やSNS型投資ロマンス詐欺の被害が相次いでいることを挙げました。
丸山潤本部長:
「いわば福井県の富が奪われている。捜査を徹底することは当然だが、いかに被害に遭わないか、より効果的な犯罪被害防止のための施策、広報が喫緊の課題」
丸山県警本部長は、25日付けで千葉県にある科学警察研究所の総務部長に着任します。