全国の公立高校では珍しい「ゲームクリエーションコース」を今年度に新設。愛媛県砥部町の松山南高校砥部分校では、最先端の設備が導入された実習室でゲームのデザインを学ぶ授業が22日からスタートしました。

生徒:
「初めて座ります。新築のにおいがします」

松山南高校砥部分校の「ゲームクリエーション実習室」。ハイスペックなパソコンやタッチペンにタブレットなど、導入されたのは最先端の設備です。

実習室ではゲーム制作の授業がスタート。入学した1年生が実際のゲーム制作現場で使われているCGソフトを使って、キャラクターの動かし方などを体験しました。講師を務めるのは、学校を支援する東京のゲーム開発企業「オートクチュール」のクリエイターたち。プロからゲーム業界の仕組みなども学びました。

オートクチュールの講師:
「開発会社に就職するとなった場合、プログラマー、プランナー、デザイナー、サウンドクリエイターのどれかになりますので、こちらの技術を身につけておかないと業界に入るのは難しい」

男子生徒:
「(授業が)めっちゃ楽しみでした。夜眠れんかったです。自分自身ゲームと出会ってすごく人生変わったので、これから自分の作ったゲームで人の心を動かせるようになりたい」

女子生徒:
「すごく楽しくて大変そうだなと思ったんですけど、やってみたいんでがんばります」

生徒の全国募集を始めた砥部分校は今年度これまでの倍の80人が入学。1年生は全員がゲームデザインの基礎を学びながら、2年生からは「ゲームクリエーション」と「デザイン」のコースに分かれ、専門的な知識を学びます。

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テレビ愛媛
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