6月のアユ釣り解禁を前に、福井県内水面総合センターで育てた稚アユ3万匹あまりが22日、県内の漁協へ向け初出荷されました。
   
福井市にある県内水面総合センターでは1982年からアユの稚魚を育てていて、毎年この時期に県内の漁協に出荷しています。
  
初出荷の22日は約3万3000匹、約300キロ分がトラックに積み込まれ、敦賀市に向けて出発しました。
  
漁協からは「早く釣れる大きさになるよう大きいサイズで出荷してほしい」という要望が高まっていて、センターでは餌を工夫したり、水槽では低い密度で育てたりして、今年は去年より重い約9グラムで出荷します。
  
5月下旬にかけ、県内13の漁協に約50万匹、約3トンを順次出荷します。     

福井テレビ
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