21日夕方、山菜採りに出かけて行方不明になっていた76歳の男性が勝山市内の山の麓で発見され、その後死亡が確認されました。
死亡が確認されたのは、大野市庄林の無職・富田博美さん(76)です。
警察によりますと、21日午後4時10分頃、近所の人から「富田さんが山菜を採るために山に入ったが下山しない」と通報がありました。21日昼前に富田さんと妻は2人で山菜採りに出かけ、車中で待っていた妻が、富田さんが下山しないことから近所の人に声をかけ、夕方まで一緒に探していたということです。
警察や消防が付近を捜索したところ、午後6時20分頃、勝山市平泉寺町岩ヶ野で、フェンスと山の斜面の間に倒れている富田さんを発見しました。富田さんは病院に搬送されましたが、頭などを強く打っていて約1時間半後に死亡が確認されました。
警察は、富田さんが斜面で足を滑らせて滑落したとみて詳しく調べています。