任期満了に伴う松江市の市長選挙は4月20日投開票が行われ、現職が当選を果たしました。
現職と新人2人の三つ巴の戦いとなった松江市長選挙。
20日の投開票の結果、現職の上定昭仁さんが6万票あまりを獲得し、再選を果たしました。
上定昭仁さん:
「この地に生まれ育ったことに誇りを持ち、夢を実現できる街に育んでまいります」
20日夜の結果報告会では、駆け付けた支援者などおよそ200人を前に、人口減少対策や経済政策を推し進めたいと述べました。
当選から一夜明けた21日、上定さんは、妻の祐子さんと喜びを分かち合いました。
上定昭仁さん:
「むしろ始まったなって感じですね。身が引き締まる思いというか、引き続ききちんとやっていかなきゃいけない」
2期目に取り組むべき最優先の課題として松江駅周辺の再開発計画を挙げ、改めて意欲を語りました。
上定昭仁さん:
「松江駅前に商業の火が乏しくなっている状況が長く続くことは好ましく思っておりません。国からの補助制度も含めて、行政として関係する主体と協議を進めていきたい」
一方で、他候補にそれぞれ約1万票の獲得を許したことについて、市議会との情報共有など、市政運営に課題があると分析を示した上で、次のように述べました。
上定昭仁さん:
「私以外の候補の方に投票を投じられた方もいらっしゃいます。そういった方に上定が市長になってよかったというふうに納得、共感していただけるような市政を進めていきたいと思っております」
上定さんは24日から2期目をスタートさせます。