ハンドボール国内最高峰リーグに参戦し、現在6位の香川銀行シラソル香川は、4月19日、いホームで首位・鹿児島と対戦しました。チーム初のプレーオフ進出に向け、正念場を迎えています。
2024年10月の国民スポーツ大会・準優勝、12月の日本選手権で初優勝した香川銀行シラソル香川。リーグ戦はあと7試合、5位以上がプレーオフに進める中、現在、11チーム中6位につけています。19日の試合では、首位・鹿児島と対戦しました。
前半、相手にリードを許す中、ゴールキーパー・下馬場燎(しもばば・かがり)を中心としたディフェンスから流れを引き寄せます。シラソルは、藤井愛子(23)の得点で同点に追いつくと。続けて、巧みな連携から、チームの司令塔、岡田彩愛(24)が得点を決めて逆転に成功、会場を沸かせます。その後も相手のミスを突いてカウンターなどで得点を重ね、21対18と、3点リードで前半を終えます。
しかし、後半の立ち上がりから、攻撃力の高い鹿児島に連続得点を奪われてすぐさま逆転を許します。最後まで相手の流れを止めることができなかったシラソルは40対34で敗れ、順位は6位のままとなっています。
(香川銀行シラソル香川 亀井好弘監督(60))
「トップリーグで参入3年目。(5位以上の)プレーオフ進出という高い目標を掲げています。今出ている課題を少しでもシーズンの終盤に向けて克服するような練習をして、少しでも仕上がりを良く、良い状態にすることが大事かなと思っています」
アウェー3試合を経て次のホーム戦は5月10日、あなぶきアリーナ香川サブアリーナで大阪と対戦します。
(香川銀行シラソル香川 23 CB 岡田彩愛選手)
「今の下位のチームには取りこぼしが無いように、もう1チーム、上位との対戦が残っているので、そのチームにも勝って自分たちの力でプレーオフに出場したいと思います」