子どもから大人まで、世代を超えて愛される国民的キャラクター「ちびまる子ちゃん」。その作者、さくらももこさんの直筆原稿や原画を集めた企画展が、鳥取県米子市で開催されています。
米子市美術館で開催中の『さくらももこ展』。米子市と旧淀江町が合併して出来た「新米子市」の発足20周年を記念して、中国地方では初めて開かれました。会場には、まんが家、エッセイスト、脚本家などいくつもの顔を持つさくらももこさんの直筆原稿やカラー原画など、約300点が紹介されています。
このうち「ちびまる子ちゃん」は、さくらさんの代表作。1986年から2015年にかけて連載され、今もテレビアニメが放送されています。子どもから大人まで、世代を超えて愛される国民的キャラクターの「まるちゃん」が、恋をする話やクスっと笑えるエピソードなど人気シーンの原画や連載当時の漫画雑誌の付録など、懐かしいものも展示されています。
また、1994年に連載が始まった「コジコジ」の原画や、1991年に刊行され、290万部を超えるベストセラーになったエッセイ「もものかんづめ」の直筆原稿。さくらさんの多才な一面に触れることが出来ます。
米子市美術館・青戸貴子館長:
ももこ先生の愛用品とか、息子さんのめろんさんとの合作など、貴重な作品群を見ることが出来るので、この機会を逃すことなく見て欲しい。
また会場では、展示会限定グッズも販売されています。『さくらももこ展』は、5月26日まで米子市美術館で開かれています。