島根スサノオマジックを救った男が、役目を終え契約解除です。
主力外国籍選手の負傷離脱に伴って3月に加入したアレックス・マーフィー選手が、4月17日をもって双方合意の上で契約解除となりました。
アレックス・マーフィー選手は、今シーズン高い得点力でチームを牽引していたコティ・クラーク選手が負傷のため離脱したのに伴い、3月5日にエントリーされ、京都ハンナリーズ戦でデビュー。
3月12日の琉球ゴールデンキングスとの西地区首位決戦では、延長にもつれ込んだ試合で勝利をもたらす活躍を見せました。
また4月16日の中国ダービー、広島ドラゴンフライズ戦も16得点、4リバウンド、2アシストで勝利に貢献しました。
島根在籍中の成績は、14試合に出場、平均8.4得点、4.2リバウンド、1.6アシストでした。
アレックス・マーフィー選のコメント:
この島根という場所で、素晴らしいチーム、そして素晴らしい仲間たちと出会えたこと、本当に感謝しています。1ヶ月という短い時間でしたが、14試合を共に戦い、多くの学びや気づきを得ることができました。
みんなと一緒にコートに立てたこと、それは僕にとって大きな誇りであり、何よりも幸せな時間でした。
応援してくださったファンの皆さんには、どれだけ感謝を伝えても足りません。
コートに立つことはもうありませんが、これからもチームのそばで、最後まで一緒に戦っていきたいと思っています。
そして最後に、ブースターの皆さんへ。
あなたたちの声援は、いつも僕の背中を押してくれました。
心から、ありがとうございました。
チームによると、アレックス・マーフィー選手は、自由交渉選手リストに公示されましたが、残りのシーズンもチームに帯同し、チームと共に戦い抜くということです。
コティ・クラーク選手が復帰した島根スサノオマジックは、18日にアウェイで佐賀バルーナーズと対戦。
この試合に勝てば、2シーズンぶりのチャンピオンシップ進出が決まります。