価格高騰が続いていた野菜。春になり、北海道産の野菜も登場して直売所も続々オープン。

今、直売所の狙い目の野菜と今後の傾向をチェックしてきた。

直売所のシーズン到来

「直売所のシーズンがやってきました。朝から店内にぎわっています。地元江別産の新鮮でお安い野菜も入ってきています」(八木隆太郎フィールドキャスター)

北海道江別市の「のっぽろ野菜直売所」。

4月12日に今シーズンの営業を開始した。

にぎわう直売所内
にぎわう直売所内
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「今シーズンオープンしたので行ってみようって。とにかく新鮮でピンピンな野菜が安く手に入る」(江別市民)

朝、地元で採れた新鮮野菜が並ぶのが直売所魅力だが…。

「(Q:江別産の野菜は?)ほうれん草。天候に左右されるので1日50~100袋くらいの仕入れ」(のっぽろ野菜直売所 能藤義雄店長)

ハウス栽培のほうれん草は1袋180円。

採れたてのほうれん草
採れたてのほうれん草

そのほか江別産は、サニーレタス、ニラ、小松菜など。ハウス栽培のため、入荷量は気温に左右されるが、新鮮な物が並んでいる。

「『雪の下にんじん』がおいしい。これ羊蹄産だから」(江別市民)

地元・江別産の取り扱いは、いまは1割ほど。道産の野菜をメインに展開している。

色鮮やかな「雪の下にんじん」
色鮮やかな「雪の下にんじん」

一番人気はアスパラ

この直売所の一番人気が…。

「アスパラ(恵庭産)ハウス栽培のものをちょっと分けてもらっている」(能藤店長)

「露地物はいつごろ?」(八木キャスター)

「4月末、大体25日くらいかなと思っている」(能藤店長)

現在は、恵庭産のアスパラが一束・250円からの物が並んでいるが、あと1週間ほどで江別産の露地栽培のアスパラが並び、売り場も拡大されるそうだ。

一番人気のアスパラ。まもなく露地物が並ぶ。
一番人気のアスパラ。まもなく露地物が並ぶ。

今後北海道内では続々直売所がオープン。

新鮮野菜の季節がやってくる。

4月オープンする札幌近郊の直売所
4月オープンする札幌近郊の直売所
北海道文化放送
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