岩手県大船渡市の山林火災で寄せられている義援金が6億円あまり集まり、4月17日にその一部の配分先が決まりました。

配分を決める委員会の初会合には市の社会福祉協議会など各種団体から選ばれた7人の委員が出席しました。

これまでに全国から寄せられた義援金は6億円余りで、この委員会が配分先や金額を決めることにしています。

17日は第1次分配として6億円のうち約2億7800万円の配分が決められました。

それによりますと、亡くなった人の遺族には死亡見舞金250万円が配分されます。

また住宅が全壊した55の世帯にはそれぞれ400万円が、半壊以下の36世帯にも損壊の程度に応じた金額が支給されます。

また東日本大震災と今回の山林火災で二重に被災した世帯には住宅の損壊程度に応じて最大で100万円が配分されます。

支給されるのは4月30日の予定で、第2回の委員会は5月中旬に行われる予定です。

岩手めんこいテレビ
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