17日の山陰地方は各地で最高気温が25℃以上の夏日を記録し、多くの地点で2025年で一番の暑さとなりました。鳥取では、熱中症で救急搬送が出ています。

17日午後の鳥取砂丘…。晴れて気温が上がる中、大勢の観光客の姿がありました。
鳥取市の最高気温は2025年で最も高い27.7℃の夏日となりました。観光客も厳しい直射日光に苦悶の表情です。

観光客:
「めっちゃきれいだったけど、めちゃめちゃしんどかったです」
「もう一枚本当は着ようと思ってたけど、暑いから脱いできました」
「焼けるのも覚悟で、暑すぎるのでこの格好にしました」
「ここまで暑いと思っていなかった」

鳥取砂丘では、正午過ぎに修学旅行で砂丘を訪れていた鳥取県西部の高校に通う16歳の男子生徒1人が、熱中症の疑いで救急搬送されました。意識はあるということです。

鳥取県が17日に県独自の「熱中症警戒宣言」を出したばかりで、県は改めて注意を呼びかけています。

坂西美香アナウンサー:
正午過ぎの米子駅前です。ジリジリと日差しが照り付けているんですけど、風も吹いているので幾分過ごしやすい陽気です。ただ手元の温度計では27.7℃を示しています。4月とは思えない数字となっています。

山陰両県で気温が最も高かったのはここ米子市で、結局28.4℃まで上がりました。25℃以上の夏日を記録したのは、山陰両県29地点のうち19地点で、米子駅前を歩く人の中には、半袖Tシャツ姿も…。

街の人:
「すごく暑いです。真夏みたいですね」
「春が過ぎて初夏になりつつある気候だなと思います、暑いですね本当に。下に長袖を2枚着ていて、暑くてしょうがないです」

18日も米子市で28℃など各地で夏日が続く見込みですが、ただ昼前からは不安定な天気に変わり、所によっては雷雨に注意が必要です。

TSKさんいん中央テレビ
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