島根県出雲市の市道で16日朝、照明灯の支柱が倒れているのが見つかりました。
出雲市では1月上旬にも照明灯の支柱が倒れ、市が緊急点検をしていて、他に倒れる恐れがないか調べていましたが、この支柱は当時の点検では異常はなかったとしています。
【画像:視聴者撮影】
市によると、16日午前9時ごろ出雲市今市町の市道122号線で、市民が照明灯の支柱が倒れているのを見つけ、市に連絡しました。
支柱は高さ約6メートル、直径が約13センチで、根元から折れて歩道側に倒れ、電線にひっかかかった状態だったということです。
1999年度に設置され、2018年度の点検では問題がなかったとしています。
出雲市では1月8日に、市が管理する照明灯の支柱が腐食により倒れる事故が起きていて、これを受けて行われた緊急点検では、一部にさびが確認されたものの、支柱本体に異常はなく、緊急対応は必要ないとの判定だったということです。
なお、転倒した支柱の高さ1.3メートル付近に擦り傷が確認されているということで、転倒との関連も含め、詳しい原因を調べています。
今回の支柱転倒によるけが人はいませんでした。
市は倒れた照明灯を撤去するとともに、同じ市道にある同様の照明灯を点検しています。