福井商工会議所が行った「景気見通し調査」によりますと、1月から3カ月間の景況感が大幅に悪化したことが分かりました。
調査は、福井商工会議所が約2000の小規模事業所を対象に実施し、400社あまりから回答を得ました。
それによりますと、2025年1月から3月までの業界全体の景気について、「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた割合を差し引いた値はマイナス51.0で、前回より15.7ポイント低下しました。3期ぶりの悪化です。
特に製造業、建設業、サービス業などで大きく数字を下げました。
物価高騰が続いていて消費が冷え込んでいることや、2月に発生した大雪が今回の大幅な悪化の要因と見られています。