福井市の解体工事業「M&K」が自己破産を申請し、福井地裁から破産手続き開始決定を受けたことが分かりました。
民間の調査会社・帝国データバンクによりますと、M&Kは1972年に創業し2007年に法人化した解体工事業者です。福井市内を主な施工エリアとし、木造住宅の解体工事の下請けや、産業廃棄物の収集や運搬、古物商なども手掛けていました。
2016年3月期には約6100万円の売り上げを計上していた反面、約2400万円の債務超過に陥っており、その後も収益性が改善されないまま2020年3月期には債務超過額が約3400万円にまで拡大しました。
資金繰りがひっ迫する中で、2024年12月には代表が死去したことから事業を停止し、継続を断念。2025年4月1日に福井地裁へ自己破産を申請し、4日に破産手続き開始決定を受けました。
負債は、債権者39人に対し約7800万円の見込みです。
