15日の山陰地方は、日本海にある寒気を伴った低気圧の影響で天気が荒れていて、季節逆戻りの寒さとなっています。鳥取県の大山では、数センチの積雪を記録しました。

標高約750メートルの鳥取県大山町の大山寺付近では、14日夜から15日朝にかけて雪が降り、午前6時の時点で2センチの積雪を記録しました。

宍道正五記者:
午前8時過ぎの大山です。手がかじかむ寒さで、温度計は2℃を示しています。

午前中は、あられやみぞれが断続的に降りました。
これは日本海に寒気を伴った低気圧が進み、山陰地方の上空約5500メートルに、氷点下30℃以下の真冬並みの強い寒気が流れ込んだためです。
4月中旬に入っての雪に地元の人は…。

大山観光局・國岡直人さん:
(この時期の雪は)何年かに1回あるかないか、全くないわけではない。特に登山をされる方はしっかりと情報をとってほしい。命に関わりますので。

山陰地方は、15日夜遅くまで大気の状態が非常に不安定で、気象台は竜巻などの激しい突風、落雷やひょうなどに注意するよう呼びかけています。

また予想最高気温は、松江と鳥取で13℃、米子で12℃など、3月上旬から中旬並みの季節逆戻りの寒さとなる見込みです。

TSKさんいん中央テレビ
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