14日夕方、福井市内の県道で8歳の女児がワゴン車にはねられ、意識不明の重体となっています。警察はワゴン車を運転していた男を現行犯逮捕し、事故の原因を詳しく調べています。
過失運転致傷の容疑で現行犯逮捕されたのは、石川県白山市宮永町の会社員・中西柊介容疑者（23）です。
警察によりますと、中西容疑者は14日午後4時25分後頃、福井市学園1丁目の県道を歩いて渡っていた市内の8歳の女児を車ではねた疑いです。現場は湊小学校の目の前で、女児は片側2車線の道路を湊小に向かって横断していたところ、左から走って来た車にはねられました。女児は病院に搬送されましたが、頭などを強く打っていて意識不明の重体です。
中西容疑者と同乗者にけがはありませんでした。調べに対し中西容疑者は女児をはねたことを「間違いありません」と容疑を認めているということです。
現場は見通しの良い直線道路で、警察は中西容疑者から話を聞くなどして、事故の原因を調べています。
