列車に代わりバスが専用道路を走行する岩手県大船渡市内のBRTは、路線に少量の土砂が流入したことにより、4月14日の午後から、一部区間で一般道を迂回して運行されています。

14日の午後1時45分ごろ、大船渡市大船渡町でBRTの大船渡駅~大船渡魚市場前駅間の上り線を走行していたバスの運転手が、専用道路に流れ込んだ少量の土砂を発見しました。

JR東日本によりますと、このバスには当時、運転手1人と客1人が乗っていましたが、現場を通過せずに一般道を迂回する措置を取ったため、けが人はいないということです。

また、土砂崩れを発見した運転手が乗るバス1本に30分の遅れが出たということです。

このため、いずれもBRT駅で、大船渡駅・大船渡魚市場前駅・下船渡・大船渡丸森の4つの駅は一般道に臨時の乗降所が設けられ、バスが迂回する措置が取られています。

1本のバスにつき10分程度の遅れが見込まれていますが、通常のダイヤで運行することになっています。

現在は現場の専用道路の復旧と補強の作業が行われていますが、14日の午後5時半時点で、専用道路の再開の見通しはたっていません。

岩手めんこいテレビ
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