米子市長選挙が4月13日に告示され、現職と新人2人が立候補しました。
任期満了に伴う米子市長選挙に立候補したのは、届け出順に無所属の新人で元自動車学校教習指導員の門脇由さん(39)、無所属の新人で前鳥取県議会議員の山川智帆さん(47)、3期目を目指す無所属の現職・伊木隆司さん(51)の3人です。
門脇由さん:
新しい政治へ、もし変わりたいと思っている方がいるとするならば、私はその人たちの選択肢になるつもりで立候補をいたしました。
無所属の新人・門脇由さんは、13日午前10時半、米子市東福原で第一声を上げました。街頭では、拡声器を使用せずインターネットなどを活用した選挙活動を展開します。
門脇由さん:
物に投資をしていくのではなく、人へ投資をしていくことが、これからの米子市の発展につながるものであろうと信じております。
門脇さんは、まちづくりはインフラ整備ではなく、人への投資を中心に進めるべきだと訴え、市民税の減額や子育て世代、教育への投資を重点施策として掲げました。
山川智帆さん:
市民の皆さんの利便性を広げる、市民のアイディアを活かす、市民との対話を中心とした行政をやっていく。
無所属の新人で、前鳥取県議会議員の山川智帆さんは、13日午前10時、米子市皆生で第一声を上げました。市議を3期、県議を2期目半ばまで務めました。
山川智帆さん:
本当に今不確かな時代だからこそ、人が集う場、人がつながる場、これを皆さんと一緒に作っていきたいんです。
山川さんは、用地が借地となっている市役所庁舎について、JR米子駅前に移転し、行政や買い物の機能を集約するまちづくり構想を掲げ、市民との対話を重視した行政運営の実現を訴えました。
伊木隆司さん:
私は、皆様の分身であります。私は皆様の手となり足となり、しっかりと米子市政を進めてまいります。
無所属の現職、伊木隆司さんは13日午前10時、米子市公会堂前で第一声を上げました。3期目を目指す伊木さんは、自民、公明から推薦を受けています。
伊木隆司さん:
これからの米子は、ぜひとも挑戦していく米子にしなければならないんです。そのためには無駄だとか言ってる場合じゃない。無駄は削らなきゃいけない、新たに何をするかが問われているんです。
伊木さんは2期8年の実績をアピール、3期目は、教育、子育て支援、福祉の充実、地域防災などに力を入れていきたいと訴えました。
米子市長選挙は、20日に投票が行われ、即日開票されます。