著名人を騙る人物から投資アプリでのデイトレードを勧められた浜田市に住む60代の男性が、SNS型投資詐欺被害に遭い、合わせて700万円をだまし取られていたことがわかりました。
SNS型投資詐欺の被害に遭ったのは、浜田市内に住む60代の男性です。
浜田警察署によると男性は、2月19に動画アプリ「YouTube」を利用していたところ、投資に関する広告が表示されその広告へアクセス。
著名人を騙る人物との「LINE」のトーク画面に移行し、株式投資に関するトークルームでアシスタントを名乗る「橋本」から、『確実に利益が出る』などとデイトレード投資を勧められ、必要なアプリをダウンロードしたということです。
男性が、そこから投資をしようとすると資金の入金を要求され男性は、3月31日に500万円、4月1日に200万円、2回で合計700万円を振り込んだということです。
4月1日に金融機関から島根県警に「詐欺被害に遭っているかもしれない」との連絡が入り、浜田署が被害男性から話を聞いたところ、詐欺に被害にあったことがが分かったということです。
こうしたSNS型投資詐欺被害は2025年も相次いでいて、2月末時点で島根県内で2件1203万円、鳥取県内では3件1018万円に上っています。
警察は、SNSやネット上で知り合った人から儲け話を勧められたり、振り込み先の口座が次々と変わるなどおかしい点などがあったら1人で判断せず、家族や警察に相談してほしいとしています。