春を告げる花として知られる「カタクリ」の花が、島根県隠岐の島町で薄紫の可憐な姿を見せています。
隠岐の島町の南西部に位置する大津久地区。「カタクリ」の自生地として、地元の住人が手入れを続けていて、毎年3月下旬から春を告げるように花を咲かせています。
薄紫の可憐な姿が特徴のカタクリの花。中には、突然変異で数万株に1株という白い花もありました。
本来は、標高の高い所に分布していますが、隠岐では海岸近くに自生していて、世界ジオパークに認定されている隠岐の長い歴史によって生まれた独特の自然環境を特徴づけています。
見ごろは4月上旬までです。