全国で「城ブーム」が続いているが、「ある名前」だと得をするキャンペーンの話題。
「難攻不落」で知られる城だが、明治時代に、一度は解体された歴史が。

その後、1960年に、市民たちを中心に一枚100円の瓦を寄付した「瓦一枚運動」と呼ばれた取り組みもあり、「天守閣」が復興された。

その時の瓦も残る65年後のことし、「天守閣」を訪れた人は3000万人を突破した。
その人気の理由のひとつが「忍者」。戦国時代、北条氏を陰で支えたとされる「風魔忍者」。

その忍者ショーなどが、外国人観光客を中心に人気となっている。

小田原観光協会・朝尾直也さん:
私もコスプレで忍者をやっているわけじゃなくて、小田原城で忍者体験をやっている。家族連れ、歴史ファンもいるけれど、幅広い方々も楽しめる。

そして、現在行われているのが、「集え!全国の小田原城さん」キャンペーン。
名前に「小田原」か「城」が含まれる人は無料になるというもの。
これまでに約100人が訪れ、なかには珍しい名前も…。

小田原観光協会・朝尾直也さん:
苗字が「小田原」、下の名前が「城」という方がいることを聞いた。小田原・小田原城を身近に感じていただきたい。
歴史ファンだけではなくて、小田原に興味を持ってもらえるようなキャンペーンをやってみたいと企画した。

そして、3000万人記念で「御朱印」ならぬ、特別な「御城印」も数量限定発売。
「小田原城さん」は得をするキャンペーンは、6月30日まで開催予定。
GWには、小田原最大のお祭り「北条五大祭り」も開催予定。