北陸新幹線福井県内開業に合わせて始まった福井県内の観光地を周遊するバスツアー。2025年はインバウンド対策に力を入れようと、外国人を対象にしたモニターツアーが13日、行われました。
 
福井の観光地などを手軽に周遊する「はぴバス」は2024年3月の北陸新幹線の県内開業に合わせてスタート。新幹線駅を発着点に恐竜博物館や永平寺、東尋坊などを巡るもので、様々なツアーが行われています。
 
県観光連盟は、2年目はインバウンド対策にも力を入れようと3月から北陸在住の外国人を対象にモニターツアーを実施しています。13日はあわら市や三国エリアのツアーが催されました。参加したのは石川県や県内に住むALTや留学生など26人の外国人です。
 
午前11時20分ごろ、観光バスが道の駅蓮如の里に到着。まず、浄土真宗中興の祖・蓮如上人が布教活動の拠点を置いた吉崎御坊に向かいました。今回、参加者全員が初めて訪れたということもあり、サクラと寺や自然とのコントラストなどを写真におさめていました。
 
県観光連盟は今後、参加者の意見を収集し「はぴバス」だけでなく県内全体のインバウンドの施策に生かしたいとしています。

福井テレビ
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