春の行楽シーズンを迎えるのを前に、機動力を生かしたスピード違反の取り締まりなどを行う県警の白バイ隊の出動式が、4月10日に岩手県盛岡市で行われました。
盛岡市で行われた出動式には県警交通機動隊の白バイ22台が集まりました。
白バイ隊の出動式は毎年この時期に行われていて、10日は隊員23人が赤色灯やサイレンの動作に問題がないかなどの点検をしました。
式では増田武志本部長が「県民の生活と安全を守るべく交通事故の抑止に務めてほしい」と訓示しました。
県警によりますと、2024年1年間の県内の交通事故による死者は28人と統計を開始した1948年以降最も少なくなりましたが、春の行楽シーズンで交通量が増えることからさらなる事故防止を呼びかけています。
県警交通機動隊 下村菜々巡査
「歩行者も信号を守っていても車が止まらないことがあるかもしれない。しっかりと安全確認をしてほしい」
白バイ隊の取り締まりは10月ごろまで行われる予定です。