秋田県由利本荘市の道の駅「にしめ」の支配人で、運営会社の専務取締役の男性が売上金約160万円を着服していたことが分かりました。専務は「申し訳ないことをした」と話し、全額弁済したということです。
関係者によりますと、由利本荘市の道の駅「にしめ」の支配人で、道の駅を運営する第三セクター・にしめ物産の専務取締役の男性(59)は2023年、道の駅「にしめ」の金庫から売上金40万円余りを着服しました。
そのほかについても調査したところ、さらに120万円を超える着服が確認されたということです。
専務は2024年6月に取締役に就任し、それまでは従業員として勤務していました。専務は「申し訳ないことをした」と会社側に話し、着服した金を全額弁済しました。
にしめ物産は、刑事告訴も含め今後の対応を検討しているということです。
にしめ物産は1995年4月に設立された道の駅「にしめ」の運営会社で、会社は10日夕方に会見を開き、状況を説明することにしています。