鳥取県境港市沖の美保湾で養殖されているギンザケ「境港サーモン」の水揚げ作業が始まりました。

生けすから揚げられ、勢いよく水をはねるギンザケ。境港市沖の美保湾で養殖されている「境港サーモン」です。4月8日朝、今シーズンの水揚げ作業が始まりました。
2025年は、例年に比べ水揚げ時期を1週間遅らせたということで、岸壁では1.6キロほどに育ったギンザケが次々に水揚げされ、加工場の職員が鮮度を保つため、手際よく活け締めにしていきました。美保湾でのギンザケの養殖は、大手水産会社・ニッスイが、宮城県にあった養殖施設が東日本大震災で被災したのをきっかけに拠点を移し、14年前に始めました。

弓ヶ浜水産・森田亮さん:
境港サーモンは焼いても美味しいですけど、お薦めするのは生食で食べていただきたいです。脂がしっかり乗っていて、とても美味しいと思います。

ギンザケの水揚げは5月中旬まで行われ、「境港サーモン」として県の内外に出荷されます。
養殖を手がける弓ヶ浜水産は、昨シーズンを50トン上回る1650トンの水揚げを見込んでいます。

TSKさんいん中央テレビ
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