岩手県矢巾町で学ぶ県内最大規模の高校の歴史が始まりました。
盛岡南と不来方が統合し2025年度、開校した南昌みらい高校の開校式が開かれました。
県教育委員会 佐藤一男教育長
「ここに岩手県立南昌みらい高等学校の開校を宣言致します」
盛岡南と不来方が統合し2025年度新たに開校した南昌みらい高校。
開校式は4月9日に盛岡市内で開かれ、2,3年生約850人が出席しました。
式では菊池勝彦校長が「両校の実績や伝統を継承し、新たな校風と歴史を築いていくため全力を尽くす」と所信を述べました。
続いて、盛岡南と不来方それぞれで生徒会長を務めていた2人が南昌みらいの初代生徒会長として挨拶しました。
南昌みらい(元盛岡南)中村茉莉那生徒会長
「両校の垣根をこえて新しい視点を得ることで、先輩方よりもさらに活躍できるよう励んでいきたいと思います」
南昌みらい(元不来方)加藤宏道生徒会長
「私たちがこの学校の未来をつくっていけることの誇りと責任を胸に、日々を精いっぱい楽しみ学びの多いものにしていきたいと思います」
最後に、音楽部の生徒が壇上に立ち新しい校歌を力強く歌い上げました。
9日は開校式のあとに入学式も行われ、311人の新入生が新たな門出を迎えています。
県教委によりますと南昌みらいは新入生も含めると1163人で生徒数は県内で最多となります。