東南アジアを訪れていた愛知県半田市に住む20代の男性が「はしか」に感染していたことがわかり、県が注意を呼びかけています。男性は3月にカンボジアとラオスを訪れていて、海外で感染したとみられています。

愛知県によりますと、半田市に住む20代の男性は、3月28日から発熱や咳などの症状があり、東海市の病院を受診して検査した結果、4月8日、はしかの感染が確認されました。

男性は3月15日から22日にかけカンボジアとラオスに滞在していて、海外で感染した可能性が高いということです。

男性は発症の前日に半田市の施設や飲食店を訪れていたほか、翌日には、名鉄に乗り名古屋市内の飲食店を訪れるなどしていました。

2025年に入り県内でのはしかの患者の確認は6例目で、県は発熱や発疹などの症状がある場合は、保健所や医療機関に事前に連絡したうえで受診するよう呼びかけています。