翌日に手術を控えた女の子。
その病室にいたのは…大きなワンちゃんです。

この記事の画像(14枚)

女の子:
ええ!なに!

大橋真友子さん:
直接キャッチされることもあるからね

ラブラドル・レトリーバーのアイビーちゃん(8)。
病気と闘う子ども達に寄り添い、入院生活への不安やストレスを和らげてくれる「ファシリティドッグ」です。

そんなアイビーと二人三脚で、毎日、病室を回っているのは、ハンドラーの大橋真友子さんです。

大橋真友子さん:
犬が注射を持ってくるわけでもないし、なにか怖いことをするわけでもないし、ただ横にいて遊ぶだけで 、 絶対的な味方ですね。

この日アイビーと大橋さんが向かったのは、手術を控えた5歳の女の子の病室。

大橋真友子さん:
じゃあアイビー乗せちゃおうかな~!アイビーダウン(お座り)。

頭をなでて、リラックスした様子の女の子。
アイビーは、そのまま手術室までしっかり寄り添います。

両親:
頑張ろう、頑張ろうね。

大橋真友子さん:
アイビー、一緒に行くからね

看護師として、16年間、病院で勤務していた大橋さん。

つらい治療に向き合う子どもたちに “少しでも笑顔になってほしい”と大橋さんは、子ども達に癒やしと勇気を届けています。

大橋真友子さん:
アイビーと私がこうやって活躍していると、みなさんの理解がどんどん広がっていくので、できるだけ多くの小児病院でファシリティドッグが導入されればいいなと思っています。

病気と闘う子ども達に“笑顔”を届ける、大橋さんとアイビーの活躍は、あすも続きます。
(「イット!」3月19日放送より)