ブルガリア北東部で、誕生日パーティーで酔った男が草木に火を付けたことで大規模な山火事が発生。

これまでに東京・大田区ほどの面積の森林が焼失したという。
キッカケは酒に酔った男の放火
暗闇を赤く染める炎、ブルガリアで続く山火事だ。

火災が発生したきっかけの一つとされる、愚かな行為をカメラが捉えていた。
2025年7月、ヨーロッパ各地で相次いでいる山火事が、ブルガリアでもシミトリやピリンなどいくつかの地域で起きている。

その内の一カ所が、北東部の町ヴェリコ・タルノヴォだ。

火災発生前の森林地帯を映した防犯カメラ映像には、歩いていた2人組の男のうち、黒いTシャツを着た男が突然、斜面の草木に火を付ける様子が映っていた。

その火がすぐに消えると、男は別の場所に再び火を付ける。

この火もすぐに消えたとみるや、男は懲りずに、別の場所に火を付けて去って行った。
しばらくして、その火が大きな炎になると男が戻ってきた。

消そうとしているのか、落ちていた木の枝で炎を叩いている。

近くでは男の仲間が助けを求めてか、電話をかけている様子が確認できる。
東京・大田区ほどの広さが焼失するもケガ人はなし
火はこのあとさらに燃え広がり、山火事につながった。

逮捕されたのは33歳の男だ。調べに対し、あきれた供述をしているという。

男の供述:
誕生日パーティーで酔っていた。何をしているか分からなかった。

ブルガリア全体では、7月28日までに東京・大田区ほどの広さが焼失したが、ケガ人などは確認されていない。
(「イット!」7月30日放送より)
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