島根県松江市の松江城近くで3月に見つかった倒木の本格的な撤去作業が始まりました。春の観光シーズンに向け、観光客の安全確保を図ります。
宍道正五記者:
チェーンソーを使って倒木の撤去作業が始まりました。
3月13日に松江城山公園で倒れているのが見つかったクロマツ。
松江市は4月8日、本格的な撤去作業を始めました。
約10人の作業員が、樹齢約200年、高さ21メートルのマツの枝や葉を落としたあと幹を切断し、クレーンを使って撤去しました。
松江市役所 松江城・史料調査課 木下誠課長:
安全対策第一で作業を進めますので、お客様にご迷惑をお掛けしますが、ご理解をよろしくお願いします。
市は、大型連休など本格的な観光シーズンを控え、撤去作業を10日までに終え、観光客の安全確保を図りたいとしています。
また、倒木により一部が壊れた石垣についても、国と協議した上で修理に着手する方針です。