教職員を対象に地震や津波の災害時に、児童、生徒の命をどのように守るかを考える研修会が7日豊見城市で開かれました。
研修会は、災害に関する知識を深め必要な準備を確認する事などを目的に開かれました。
このなかで元糸満市消防本部消防長の賀数淳さんは、東日本大震災で児童、教職員84人が犠牲になった宮城県石巻市の大川小学校の震災を教訓に、大きな揺れを感じた時点で情報を集めながらとにかく逃げることが大切だと伝えました。
内閣府認定地域防災マネージャー 賀数淳さん:
津波が来るのか来ないのかどっちなんだろうと思った場合は来る方を想定して避難してください。防災とは自然と戦うことではありません、死なないために逃げることです
豊崎中学校 仲宗根亜矢子教諭:
津波の到達時間、そういった部分もしっかりと判断して、子供たちをしっかりと命を守るために行動していかないといけない
参加者は、研修を通じて日頃から防災への知識や準備の大切さを感じている様子でした。