愛知県豊田市のスーパー「えぷろん生鮮館浄水店」で購入したふぐを食べた40代の女性が手足のしびれなど、食中毒の症状で救急搬送されました。

豊田市浄水町の「えぷろん生鮮館浄水店」で4月4日にふぐを購入し、翌日の夜、自宅で調理して食べた40代の女性が、約1時間後に脱力感や手足のしびれ等の症状が出て、救急搬送されました。

ふぐは、有毒部分を抜いた「身欠き」の状態で販売されていて、女性は唐揚げにして家族4人で食べたということです。一緒にふぐを食べた家族3人には、症状はありませんでした。

運営会社の「えぷろんフーズ」ではこの店を含めて、いずれも豊田市内で「渋谷店」「リブレ元宮店」の3店舗で3月31日から4月5日までの間、合わせて47パック販売していて、商品の回収を呼びかけています。

ふぐの有毒部分は加熱しても毒がなくなることはなく、豊田市は「食べると重篤な場合、呼吸停止により死亡することもある」として、商品の購入者に対して絶対に食べずに店舗に返すよう呼びかけています。
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