Bリーグ1部の島根スサノオマジックは、レギュラーシーズン終盤に入り残すところ13試合です。西地区2位いにつけていて、逆転地区優勝に向け1試合も落とせない島根は5日と6日にアウェイで横浜ビー・コルセアーズと対戦しました。

西地区2位で首位の琉球を4ゲーム差で追う島根は、アウェイで中地区6位の横浜との2連戦。まず5日のゲーム1では、島根は横浜の3ポイントシュートに苦しめられます。直近10試合の3ポイントシュート成功率がリーグ全体でトップの横浜は、この日も絶好調。一方で島根は、安藤、ニック・ケイ、マカドゥの3人が二桁をマークしたものの得点は主力頼み。それでも横浜に食らいつき接戦に持ち込みます。

島根の1点ビハインドで迎えた第4Q残り10秒、マーフィーがファールをもらいフリースローは2本。2本とも決めれば逆転という場面でしたが、アウェイの大ブーイングに2本とも落とします。
それでもリバウンドから決めれば逆転のシーン。最後まで懸命に攻めますが…津山のシュートはブロックされ逆転ならず…74対75の1点差で痛恨の1敗です。

逆転優勝へもう負けられない6日のゲーム2、選手たちは気持ちを切り替えました。在籍7シーズン目、精神的支柱のベテラン・北川。そして加入して10試合目の救世主・マーフィー。さらにゲーム1では無得点だった津山も意地を見せます。

前半終了間際には、マカドゥがブザービーターの3ポイントシュート。島根は、大量13点リードで折り返します。
後半に入っても全員バスケで得点への執念を見せます。前日と異なり、5人が二桁得点をマークした島根、第4Qには一時22点までリードを広げます。

しかしこのあと横浜が連続12得点の猛攻、一気に4点差に詰め寄られますが、ここでも津山!85対79で追いすがる横浜をなんとか振り切りました。

島根スサノオマジック・津山尚大選手:
チャンピオンシップに向けて、しっかり緊張感を持って1試合1試合挑みたいですし、個人的には常にアグレッシブな姿勢を毎試合続けられるように意識したいです。

負けられない戦いが続く島根、次節は9日にホームで長崎ヴェルカと対戦します。

5ゲーム差で追いかける首位の琉球は現在8連勝中です。逆転での地区優勝に向けて残すは11試合でこれ以上1つも負けられません。

TSKさんいん中央テレビ
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