東京オリンピックレスリングの銅メダリストで2024年現役を引退した屋比久翔平さん。2025年春から名護市の高校で教員の道を歩みだしました。
名護市にある北部農林高校には7日全日制と定時制にあわせて147人が入学しました。
生徒たちとともに2025年度からこの春新しい一歩を踏み出したのは・・
熱帯農業科1年1組の担任を務める屋比久翔平教諭です。
屋比久さんは2021年の東京オリンピックでレスリングの男子グレコローマンスタイル77キロ級に出場し、銅メダルを獲得しました。
2024年、現役を引退し後進を育成するため2025年から高校教員としてレスリング部を指導する道を選びました。
教室教壇で初めて生徒たちの前に立った屋比久さんは新入生以上に緊張した様子・・・
レスリング部に入部する新入生:
正直驚く反面、嬉しい気持ちでもあります。レスリングの事もそうなんですけど、学習面でもいろいろ教えてもらいたいなと思っています
Qマットの上と教壇の上どっちがいいですか?
屋比久翔平教諭:
マットの上の方が楽ですね、人を投げている方が楽だなと感じました
オリンピックメダリストとして屋比久さんは目標に向かって努力する大切さを生徒に伝えていきたいと考えています。
屋比久翔平教諭:
僕が銅メダルをとったこと、その過程を生徒たちに話したりとか、僕の姿勢を見せて伝えていきたいなと思います
教員としてのスタートを切った屋比久さん。生徒と共に新たな目標に向かって歩み出しました。