地震の経験を伝えるのと鉄道の語り部列車が、観光車両を活用した「震災語り部観光列車」として再出発しました。

のと鉄道の観光列車は2024年元日、能登中島駅で停車中に被災し、運転士やアテンダントが乗客を避難させた経緯があります。

地震の経験を伝える語り部列車が2024年9月から運行していますが、当時の状況をより臨場感を持って伝えようと、6日から観光車両を活用した「震災語り部観光列車」として再スタートしました。

のと鉄道・宮下左文さん:
この手すりにつかまって倒れないように立っていたが、もうだめかと思った。

6日は語り部列車のノウハウを伝えた岩手県の三陸鉄道の社長や社員も乗車し、「今後もつながりを持っていけたら」と話していました。

石川テレビ
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