新潟市の東跨線橋と新潟駅の間にJR在来線の高架下を通る新たな道路が開通した。利便性の向上に地域住民からは期待の声が上がっている。
高架下を通る“新道路”開通「だいぶ移動が楽に」
新潟市中央区に開通したのは“区画道路7号”だ。

新潟駅と東跨線橋の間に位置する新たな道路で、JR在来線の高架下を車、そして徒歩で通行できる。
これまでは新潟駅と栗の木バイパスの間では、新潟駅の南北をつなぐルートが東跨線橋のみで、道路は通行量も多く、歩行者は階段を登る必要があり、利用者からは不便だという声が上がっていた。
実際に利用している人からは「大変。でも近場だとここしかないので」「学校の通学でよく使う。まっすぐ通れたらいいのに」などの声が聞かれた。

こうした課題を解決するため、区画道路7号だけでなく、歩行者と自転車専用の道路“新潟駅東線”も開通。
地域住民からは「下から真っすぐ行ける。上まで上がるのは面倒くさい」「だいぶ移動が楽になる」「近くで仕事もしていたり、生活圏内なので積極的に利用したい」などと歓迎の声が聞かれた。
不便だった南北の移動…さらに2本の道路開通へ!
これまで不便だった新潟駅の南北の移動が、2つの道路の開通で改善されつつある。

新潟市都市生活部の佐藤義浩係長は「今まで自動車は東跨線橋を通る形となっていたが、線路の下からも横断できるということで、より一層の利便性の向上が期待される。さらなる道路の完成により、新潟駅の南北市街地の連続性の向上、駅へのアクセス機能の向上も期待できるので、今後も事業を進めていきたい」と話す。
新潟市は新潟駅周辺の高架下にさらに2本の道路を開通させる予定で、利便性の向上に努めていくとしている。
(NST新潟総合テレビ)
この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。
ギャラリーページはこちら(10枚)