ノルウェーの宇宙基地で、ドイツ企業による民間ロケットの打ち上げが行われた。しかし、発射したロケットはまもなく失速、海上で大爆発した。失敗かと思いきや、貴重なデータを収集できたという。
ノルウェーで民間ロケットが打ち上げ
北欧の国・ノルウェーの宇宙基地で3月30日に撮影されたのは、ドイツの企業「イザール・エアロスペース」による、民間ロケットの打ち上げミッションだ。

この日は天候に恵まれ、ロケットは順調に上昇していた。

しかし、ロケットは途中で胴体がフラフラと揺れ、突然失速。空中でクルッと回転すると、Uターンするように真っ逆さまに落下し、大爆発を起こした。
打ち上げからわずか30秒で海に落下してしまったのだった。
ロケット爆発も「計画通り」と発表
ミッションは失敗かと思われたが、打ち上げたイザール・エアロスペース社は「期待通りの大成功です!」と発表した。

実はロケットの落下も計画の一部で、打ち上げ自体は成功。爆発するまでの30秒間で多くのデータを収集できたという。
(「イット!」 4月2日放送より)
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