高知県の新たな観光の目玉として、人気ポケモン「ヌオー」がデザインされたマンホールのふた「ポケふた」が登場した。県内7市町村に設置される予定のこの「ポケふた」は、ポケモンファンの間で話題を呼びそうだ。

観光の起爆剤なるか!「高知だいすきポケモン」ヌオーがマンホールでお出迎え
県のPRキャラクターとして活躍する「高知だいすきポケモン」のヌオーが、新たな形で県民の前に姿を現した。それは、ヌオーがデザインされたマンホールのふた「ポケふた」である。

県は観光地や特産品のPRを目的として、2024年11月に株式会社ポケモンと協定を締結した。この協定の一環として、ヌオーを活用した様々な取り組みが行われている。3月14日、県庁で行われたポケふたのお披露目会では、濵田省司知事とヌオーが親しげにハグをする場面も見られた。

濵田知事は「高知県の観光の次なる起爆剤となってもらいたい」と期待を寄せている。
青い海に美しい星空…高知の魅力に「どっぷりはまって」
今回お披露目された「ポケふた」は、高知県の特徴を反映したデザインとなっている。

例えば、大月町柏島に設置予定の「ポケふた」には青い海が描かれており、津野町の天狗高原に設置されるものには美しい星空がデザインされている。

これらの「ポケふた」は、ポケモンファンの間で人気を集めており、SNSでの投稿が流行している。県観光政策課の船長拓海チーフは、「ポケモンファンの方にこれで高知を知っていただいて、高知の魅力にさらにどっぷりとはまっていただきたい」と語っている。

高知県は、3月中に7つの「ポケふた」を県内7市町村に設置する予定だ。設置場所には、香美市や奈半利町、三原村などが含まれている。さらに、県は将来的に全34市町村への設置を目指している。