岩手県盛岡市が2026年10月の導入を目指している宿泊税について、市は3月24日の検討委員会で1人1泊200円とする素案を示しました。
24日は旅行業界の関係者などでつくる盛岡市宿泊税検討委員会の3回目の会合が開かれました。
このなかで市は宿泊税について宿泊料金に関わらず1人1泊200円とする素案を示しました。
また市が観光客を対象に行ったアンケートでは約6割が1泊200円を払ってもよいと回答したことが説明されました。
市では修学旅行生に対しても免除はしない一方、教育体験施設での利用料割引などを検討するとしています。
委員からは例外を設けないことで公平性が保てると肯定的な意見が出されていました。
市の試算によると2023年の宿泊者数は約128万人で、1人200円を徴収した場合、税収は約2億5000万円になるということです。
市では今後も議論を重ね2026年10月の宿泊税導入を目指すとしています。