パキスタンで脱線を伴う大きな列車事故の瞬間がカメラに捉えられた。列車は煙を上げながらバウンドし、大きく揺れた後、3両が脱線。現場には避難客で騒然となった。
脱線の原因は、連結部分の破損と運転士の速度オーバーとみられている。現地では列車の遅延など交通に大きな影響を与えたが、幸いけが人は出なかったという。

列車が脱線…避難する乗客で現場騒然

パキスタンで撮影されたのは、列車事故の瞬間だ。

脱線し上下に激しく揺れていた列車(IHA)
脱線し上下に激しく揺れていた列車(IHA)
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突然、煙を巻き上げながらバウンドした列車は、車体が左右に大きく振られると、しばらくしてようやく停止した。

事故後、列車は大きく傾き、脱線していることがわかる。線路上には避難した乗客が溢れかえり現場は騒然としていた。

事故後の列車の様子
事故後の列車の様子

脱線した列車は隣の線路を塞ぐような形で止まり、周囲に散乱した部品が事故の衝撃を物語っている。

脱線の原因は連結部の“破損”と速度超過か

一体なぜ、列車は脱線したのか。

脱線し片輪が宙に浮いている列車
脱線し片輪が宙に浮いている列車

原因は連結部分だ。客車をつなぐ連結部分が壊れていたことに加え、運転士が速度オーバーしたことで、列車が脱線したとみられている。

3両が脱線したこの事故で、他の列車が遅延するなど交通に大きな混乱が生じたという。

幸い、この事故によるけが人はいないという。
(「イット!」 3月24日放送より)

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