土星のシンボルといえば、「環」。

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一方、こちらも同じ土星だが、「環」が線のように見える。
なぜこのような現象が起きるのか?模型で説明してもらった。

府中市郷土の森博物館・小林善紹さん:
地球から見て、土星の環を真横から見る瞬間が来ると、とても細いために地球から見えにくくなります。これが土星の環の消失が起きている瞬間。

「環」の消失が見えるのは、約15年に1度。
2025年は、3月24日と5月7日に起きるそう。11月24日ごろにも近い現象が…。

府中市郷土の森博物館・小林善紹さん:
3月24日は昼間の瞬間なので観察が難しいんですが、11月24日にもう一度近い現象が起きます。

11月の「環」が消える土星。
一足早く、プラネタリウムで、特別に見せていただいた。

こちらが特別な望遠鏡でのぞいた時のイメージ。
11月は、このような感じで「環」のない土星が観測できるそう。

府中市郷土の森博物館・小林善紹さん:
夜の空に土星がのぼっているので、7時半ごろ、南の空高くに土星を見ることができると思います。肉眼では見ることができない現象ですので、望遠鏡で見てもらうという必要があります。

そんななか、土星を感じられるこんなお店も。福島・いわき市にあるカフェ。
こちらのメニュー、その名も「土星アイス」。

そら Cafe & Dining・大塚涼子さん:
お皿が環になっているんですけれど、いつもあるものをなくして提供しようかなと。お客様にびっくりしてもらおうかなと。

15年ぶりの土星の「環」の消失。2025年は話題になりそう。

フジテレビ
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