2025年は戦後80年です。
戦時中の映像などを収集している宇佐市の団体が22日、新たに解析した映像を報道関係者に公開しました。

1945年、福岡県の上空で旧日本軍の戦闘機、通称「ゼロ戦」とアメリカ軍の戦闘機が交戦する様子を捉えた映像です。

公開したのは、アメリカ軍が撮影した映像資料を入手・解析し、戦争の悲惨さを後世に伝えようと活動する「豊の国宇佐市塾」です。

22日は、80年前の1945年に撮影された映像12点が報道関係者に公開されました。

公開された映像の中には、沖縄本島の東の海域で旧日本軍の特攻機が対空砲火を受けている映像も。
特攻機は空中爆発し、脱出した隊員が落下傘で降下する様子が分かります。

映像を解析した結果、この隊員は宇佐市にあった海軍航空隊で、爆撃機の操縦を学んでいたことも判明したということです。

今回、公開された映像の一部は、5月に行われる「宇佐航空隊平和ウォーク」で一般公開される予定です。

テレビ大分
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