大規模な山林火災が発生した岩手・大船渡市で、被災者向けの応急仮設住宅の建設が始まりました。
2月26日に発生した山林火災で、大船渡市では210棟の建物被害が確認され、現在も約200人が避難生活を送っています。

市から要請を受けた県は、市内2カ所に応急仮設住宅を建設することにしていて、このうち三陸町綾里地区の旧・綾里中学校のグラウンドで19日、工事が始まりました。
仮設住宅の数は現在行っている被災者の意向調査の結果をもとに決め、5月上旬の完成を目指します。

一方、消火活動などのため最大で15都道県から派遣されていた緊急消防援助隊は任務を終え、19日に全ての陸上部隊が撤収しました。
今後は県内の各消防本部の支援を受けながら、鎮火を急ぎます。
(「Live News days」3月19日放送より)
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