14日から15日にかけ、ミズーリ州などアメリカ中西部と南部の8つの州で40以上もの竜巻が立て続けに発生した。
各地で甚大な被害が出ている。

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動画の撮影者:
オーマイガー。こっち来てる?もう目の前だ!ここだ!

竜巻が過ぎ去ると街は一変

自動車を激しくたたく雨と風。
竜巻が過ぎ去ると、街は一変していた。

通過ルートにあった建物は跡形もなく、 ほぼ残骸と化していた。

救助にあたった人:
野原で遺体を何体か見つけました。本当に大変な夜だった・・・。

被害はミズーリ州だけではない。
アラバマ州では、吹き飛ばされたバスが高校の屋根にぶつかり、立ったままの状態で残されていた。

バスの車体は運転席を下にして、ひしゃげている。 

バスがもたれかかっていた、体育館とみられる建物も壁や屋根が吹き飛び、骨組みだけとなっていた。 

竜巻のほか、 テキサス州などでは砂嵐が発生した。

視界は数メートル先も分からないほど

視界不良により、高速道路では大規模な衝突事故が起きた。
この様子を撮影した人は、「なんてこと。さらに18台が横になっているような状態だわ」と、驚きの声を漏らしていた。

風が吹くと目の前の景色はかすみ、 数メートル先も分からないほどとなっている。 

歩いた先にようやく見えてきた車は荷台がつぶれ、道路には破片が散らばっているのが確認できる。

砂嵐で50台以上の車が事故

現地の報道によると、この砂嵐により50台以上の車が事故に巻き込まれたという。 

今回の竜巻などにより、これまでに少なくとも39人以上が死亡。 

フロリダ州などでは、今後も大気の不安定な状態が続くことから、気象当局は注意を呼びかけている。 
(「イット!」 3月17日放送より)

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