明治安田J1リーグ、ファジアーノ岡山は3月16日、ホームで川崎フロンターレと対戦。日本代表選手らを擁する強敵に対し、熱戦を繰り広げました。

雨の中、1万3699人が訪れたJFE晴れの国スタジアム。

(岡山サポーターは…)
「良い試合になることを願っています」
「ホーム無敗記録を伸ばしていきたいと思います」

(川崎サポーターは…)
「油断できないですね。特にホームでは負けてない。すごい」

対戦相手は日本代表の高井幸大(20)らを擁する川崎フロンターレ。過去にJ1優勝4回、3月の試合でアジア、ベスト8進出を決めた強敵です。

ファジアーノは大卒ルーキーの藤井海和(かいと・22)などをスタメンに抜てきし、前節からメンバーを4人入れ替えました。

前半8分、コーナーキックから最後は田上大地(31)がヘディングシュート。これは相手キーパーのファインセーブに阻まれます。前半42分には江坂任(32)が左足でボレーシュート。得点には至りませんが、ファジアーノが攻め込む時間が続きます。

後半5分には、ルカオ(29)がドリブルで突破する推進力を見せて、スタジアムを沸かせると。後半9分には藤井が前線に駆け上がり、木村太哉へラストパス。後半10分には、江坂から木村へ。迫力のある攻撃を続けます。

後半28分にはU-20日本代表の18歳、佐藤龍之介がホーム戦デビュー。選手交代をしながら攻め続け、相手の倍以上のシュートを放つも、ゴールを割ることができず、0対0の引き分けに終わりました。2024シーズンからホーム9戦負けなしです。

(ファジアーノ岡山 木山隆之監督(53))
「自分たちのスタンスはしっかり出せていた。自分たちのゲームはできた。ただ勝ち点1というのは物足りない。良かった面と勝ち点3取れたのではないかという、その悔しさの両面がある内容だったと思う」

(初スタメン ファジアーノ岡山 3 MF 藤井海和選手)
「チャンスで1つ決め切れる選手になれば、もっと良い選手になれると思う。この岡山のためにも、もっと走って戦える選手になりたい」

(U-20日本代表活動へ ファジアーノ岡山 39 FW 佐藤龍之介選手)
「成長した姿で、次のリーグ戦は日程的に間に合うと思うので、良い状態で帰ってきたいと思います」

ファジアーノは3月20日のルヴァンカップでJ3の北九州と対戦。29日のリーグ戦は、ホームで横浜F・マリノスと対戦します。

岡山放送
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