北海道・知床沖で観光船が沈没した事故で、乗客の家族らが運航会社と社長に損害賠償を求める裁判が始まりました。

知床半島沖で観光船が沈没し、20人が死亡・6人が行方不明となった事故。

乗客の家族らが、運航会社と桂田精一社長に約15億円の損害賠償を求めた裁判が始まりました。

桂田社長も出廷した初弁論で、乗客家族は「子どもと手をつなぎたいと思ってもできません」と述べ、苦しい胸の内を明かしました。

原告側は悪天候が予想される中、出航したと主張。一方、被告側は桂田社長個人の「過失は認められない」と一部争う姿勢です。
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