トルコ東部の小学校で2月、校庭を歩いていた少年に氷の塊が直撃し、少年は重傷を負った。同じ小学校に通う児童や保護者からは学校の安全対策に批判の声が上がり、当局が調査を進めている。
氷の塊が少年に直撃
小学校の休み時間に、校庭に積もった雪の上を歩く2人の少年。

校舎に近づいた少年に突然、巨大な何かが直撃した。その正体は氷の塊だった。

少年はその場に倒れ込み、異変に気付いた児童や保護者が駆け寄った。体を起こそうとしたが少年は動かないままだった。直後、助けを呼びにいったのか、集まった児童や保護者が一斉に移動していた。
氷の塊は4階建て校舎の屋根から落ちたものだった。少年は重傷を負い、すぐに病院に搬送された。
学校側の安全対策に批判の声
事故後、同じ小学校に通う児童や保護者からは、学校に対して批判の声があがった。

児童:
学校側が対策を取っていたら、あの子は今集中治療室に居ることはなかったと思います。
保護者:
何の予防措置も取られていなかったんです。除雪とか。
事故後、氷はすぐに取り除かれました。2mほどもある氷がありました。

学校側の安全対策が足りなかったのではないかという疑問の声があがっていて、当局が調査を始めた。その後、少年の容体は回復に向かっているという。
(「イット!」 3月10日放送より)
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