明治安田J1リーグ、ファジアーノ岡山は3月8日、アウェーで名門・浦和レッズと対戦。3万5000人超えのスタジアムで熱戦を繰り広げました。

さいたま市のスタジアムには約2000人のファジアーノサポーターが応援に駆けつけました。

(岡山サポーターは…)
「イエーイ」
「1週間前から楽しみでした。すごく夢のようです」
「負けずに声を出して勝負したいです」
「頑張れ!ファジアーノ」

◆岡山の熱に浦和サポーターは…
「(Q:岡山から2000人が来ている)2000人!マジで・・それはすごい」
「赤は浦和でお願いします」

(岡山サポーター応援)
「気持ち1つにして~ さあ~行くぞ~」
「共に戦おう~ ゴールを割り込め」

対する浦和サポーターの数は3万人超え。圧倒的な雰囲気を作り出します。

(浦和サポーター応援)
「浦和!オレ!浦和!オレ!浦和!オレ!浦和!オレ!」

ここまで2勝1分1敗のファジアーノと、2分2敗と白星の無い浦和の一戦。

前半3分、ファジアーノの最初のシュートはFW・岩渕弘人(27)。惜しくも枠を外れます。その後は、浦和ペースで試合が進みますが、ゴールキーパーのスベンド ブローダーセン(27)を中心に守り抜きます。

0対0で折り返し、勝負の後半、試合が動きます。

後半4分、右サイドからの折り返しをニアサイドで合わせられ、浦和に先制を許します。

追いつきたいファジアーノは後半21分、2025シーズン初出場のU-20日本代表、MF・佐藤龍之介(18)を投入。すると見せ場を作ります。

巧みなドリブルで相手のディフェンスを揺さぶり、チャンスを作りますが、ゴールとはなりません。

後半40分には、元日本代表で古巣対戦に燃えるFW・江坂任(32)のシュート。後半アディショナルタイムには、木村太哉のクロスにルカオ(29)のヘッド。浦和ゴールに襲い掛かりますが、得点を奪えません。

1点が遠かったファジアーノ、0対1で浦和に敗れました。次の試合は、3月16日、ホームで川崎フロンターレと対戦します。

(ファジアーノ岡山 木山隆之監督(53))
「1失点したのは痛かったです。1点取りに行って取れそうなチャンスもあったので、そこはポジティブに捉えてまた次に向かっていきたいと思います」

(ファジアーノ岡山 8 FW 江坂任選手)
「今までこのクラブが経験したことが無いような雰囲気だったと思うので、前半やはり難しかったという所はみんな感じていると思う。失点してから修正できた所も含め、まだまだ自分たちの伸びしろかなとは思います」

(ファジアーノ岡山 39 MF 佐藤龍之介選手)
「ファジアーノの応援も初めて生で聞いて本当に一体感のあるクラブだと感じました。“次はサポーターと一緒に喜びたい”という感想です」

岡山放送
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