アメリカで3日から5日、砂嵐や竜巻などによる被害が相次いだ。テキサス州では竜巻で物流センターの壁が崩壊し、オクラホマ州では飛ばされた物体が建物を直撃。ニューメキシコ州では視界がほぼゼロになるほどの猛烈な砂嵐が発生し、車が動けない状態になった。アイオワ州では猛吹雪で事故が相次ぎ、多くの道路で通行ができなくなったという。
竜巻が発生…巨大な物体が飛ばされる
3日、ニューメキシコ州では砂嵐が吹き荒れた一方、5日、アイオワ州は吹雪に見舞われるなど、アメリカ各地で空が大荒れした。

アメリカ南部のテキサス州では4日、竜巻が発生し、物流センターの一部が損壊した。

建物は壁が崩れ、内部が見える状態となっていた。テキサス州に隣接するオクラホマ州では、防犯カメラが強風の様子を記録していて、巨大な物体が飛ばされている様子が映っていた。

建物には、近くの建物から風で飛ばされたとみられる屋根などが直撃している。映像には、飛ばされてきた物体が建物の屋根に覆い被さる様子が残されていた。
車両事故が多発…各地で交通麻痺が発生
アメリカ南西部のニューメキシコ州では3日、砂嵐が発生した。

視界がほぼゼロの状態に陥ったため、道路沿いに車を止め、風が弱まるのを待つ人たちの姿も見られた。

一方、アメリカ中西部のアイオワ州では5日、州のほぼ全域で猛吹雪となった。

除雪車のカメラが捉えた映像に映っていたのは、雪で動けなくなった2台の車だ。州の運輸局によると、各地で事故が発生し多くの道路で通行ができなくなったという。
(「イット!」3月6日放送より)
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