流通大手イズミのグループ企業で店舗内の飲食店運営を手掛けるイズミ・フード・サービスが、たこ焼き専用の「バガス」容器を県内企業と共同開発し、国内で初めて店舗での導入を開始しました。

この取り組みはイズミ・フード・サービスと食品容器メーカーの「シンギ」が行ったものです。容器に使われている「バガス」とは、サトウキビを搾った後に残る部分で、本来廃棄されるものを活用していることに加え、100%植物素材のため環境への負荷が少ないことが特徴です。

イズミ・フード・サービスでは、2年前からお好み焼きのテイクアウト向けにバガス容器を採用していたことから、今回のたこ焼き専用のバガス容器の開発につながりました。

従来のプラスチック製パックから置き換えることで、プラスチック使用料を減らすだけでなく、余分な水分を吸収しレンジ加熱時に放出することで、できたての美味しさを味わうことができるのも嬉しい点です。

このたこ焼き専用のバガス容器はイズミ・フード・サービスが展開する「たこ一番」学園店(東広島)・安古市店・廿日市店で2月から導入されており、取り扱い店舗を今後拡大していきたいとしています。

テレビ新広島
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